POSの普及は、バーコードの普及で一気に進んだ。
商品のコードを黒い棒状にしたのがバーコード。
これをレジで光学的に読みとる。
商品コードは規格で決まっており、左2ケタが国番号、次の5ケタが製造業者番号で、その次に商品の種類を表わす数字が並ぶ。
客が買いたい品物を持っていくと、レジでは掃除機の吸い込み口のような形の機械(ハンドスキャナー)を商品のパッケージについているバーコードにあて、光の反射で数字を読みとる。
いまは、カウンターにPOSレジスターが組み込まれている形式が多く、商品のバーコードをカウンターに1か所か2か所あるガラス窓(スリット)に押しあてて読みとらせる方式になっている。
このほうが間違いも少なく、レジを打ち、品物を袋詰めする手順の流れがスムーズに運ぶ。
POSを導入することで、レジ業務の省力化や商品管理、発注作業管理など、店舗運営のあらゆる部分を合理化することができる。
さらに、POSシステムはフランチャイズなどを運営する本部にとっては、利用価値がある。
POSデータを相互に流通させることにより、店舗と配送センター、店舗と本部との情報共有化が進み、また総合情報ネットワークにPOSを組み込むことで、単品管理からオンライン発注、経営管理までを一元的に行なうことができるからだ。
SEでは、毎日の発注点数が700品目にものぼるという。
しかも1日2回配送に合わせたファストフードの発注はもちろん、あらゆる商品に欠品がないように、在庫に目配りした発注を行なわなければならない。
POSシステムと、本部のデータ分析があるからこそ、驚異的にシステマティックな発注作業をアルバイトですら楽々とこなせるようになったのである。
SEはPOS導入を初めとして、これまで4回の大幅な情報ネットワークシステムの改善を行なっている。
朋年のPOS導入当初、SEは在庫の圧縮と売上高増という相矛盾するテーマに取り組み、そこそこの成果をあげていたものの、在庫縮小は壁にぶちあたっていた。
POS導入は、こうした状況を打破するための業務改革の柱として組み込まれた。
SEで初めての情報システム構築の柱となったPOS導入の目的は、賞味期限切れなどによる廃棄商品の減少、見切り品など在庫整理のためのセール品を減らすこと、そして商品の万引きなどによる「品減り」の減少にあった。
SEのバックヤードは非常に狭い。
在庫はつねに整理された状態にあるが、それでも理想の形である「品切れなし・在庫なし」にはほど遠かった。
不動産投資を希望する方から依頼を受けた不動産投資が、家庭に届くまでの過程をご説明します。